サイト名
公立高校と私立高校どちらを選ぶ?|高校受験対策のプロ家庭教師選び方ガイド

高校受験対策に特化したプロ家庭教師選び方ガイド

運営者情報サイトマップ利用規約プライバシー

公立高校と私立高校どちらを選ぶ?

併願優遇で高校選択の裾野は広がっている

  • 中学3年生ともなると、友達の間でも「どこの高校行くの?」という話題で持ち切りになりますが、中学3年生の時点で大学進学まで見据えて、自身で候補となる高校を選ぶ生徒さんは少ないのが実情ですので、基本的には内申点をベースに、自分で行ける高校はどのレベルなのか?という程度の認識がほとんどかと思います。近年、少子化を背景に各学校も生徒さんの取り込みに必死になっている部分もありますので、私立高校の多くは併願優遇で、内申点だけで合否が決定する学校がほとんどです。

第一希望を公立高校にし、滑り止めで私立高校を併願しておくというのが定番パターンになっているようですが、生徒さんによっては大学進学を踏まえて大学付属高校を第一希望とする場合もありますし、公立高校でも大学への進学率の高い難関校を目指す生徒さんも少なくありません。私立であれ、公立であれ、どちらが良い悪いという比較ではありませんので、その学校ならではの特徴や出願条件などをしっかりと調べたうえで、自身にマッチした高校を選び出す必要があります。私立高校の併願優遇は、公立高校の入試より前に合否が発表されますので、私立高校のどこかしらで合格を貰っていれば、公立高校の試験においても余裕を持って臨むことができるというメリットもあります。

偏差値の高い進学校に人気が集中?!

  • 親御さんたちの立場で言えば、授業料の観点からも私立高校より公立高校の方が明らかにお財布に優しく、できることなら公立高校に進学して欲しいというのが本音かもしれません。こうした状況も踏まえ、近年では公立高校の人気が非常に高く、特に大学進学を見据えた比較的偏差値の高い高校の倍率が高い傾向にあります。例えば、神奈川県下で最も偏差値の高い県立翠嵐高校の2018年の出願状況は、募集定員358人に対して840人もの生徒さんが志望しており、倍率は実に2.35倍と非常に高い水準となっています。

とは言え、公立高校の受験日前に私立高校が決まっているような場合は、やはりダメ元でチャレンジしてみようという生徒さんが多く、この傾向は他の都道府県においても同様です。

公立高校か私立高校のいずれかを選ぶという観点ではなく、内申点で合格保証が貰える私立高校を押さえておき、さらに高見となる公立高校を目指す。その公立高校をどこに定めるか?というのが課題になります。倍率も考慮したうえで、高い偏差値の高校を目指すのか、ある程度得点圏内の高校を目指すのかは戦略的な部分になってきますが、やはり前期(一次)募集となる2月末までに合否を決めたいという生徒さんが多いようなので、よほど希望する公立高校がない限り。後期(二次)募集まで引っ張ることは、近年では少なくなっているようです。

もちろん、都道府県によって前期募集・ 後期募集の2回の一般入試のみの県もあれば、東京都のように推薦入試を採用している公立高校もあります。また、神奈川県のように学区制度を撤廃している県もあれば、千葉県のように学区制限がある都道府県もありますので、お住まいの地域によって差があるという点は致し方ない部分ではありますが、まずは高校へ入学してからどのようなことをしたいか?という点で高校を決めるのも良し、また大学進学という視点で高校を決めるのも良し、いずれも公立・私立はあまり関係がないので、それほど神経質になる必要はないかもしれません。


高校受験対策ガイド・各種メニュー

公立高校と私立高校の選び方 高校入試の様々な種類と特徴
各受験科目の勉強の進め方 集団塾は何時まで開いているかで判断?
高校受験対策ガイドTOPに戻る

おすすめサイト

ページのトップへ戻る